「育休取得後の降格・減給は人事権濫用」東京高裁 (2012年1月5日)
育児休業から復帰後に降格・減給されたのは不当であるとして、ゲームソフト制作会社の元女性社員が会社に対して損害賠償などを求めていた控訴審判決で、東京高裁は、35万円の支払いを命じた一審判決(東京地裁)を変更し、賠償額を95万円に増額する判決を言い渡した。裁判長は「本人の同意なく降格・減給したのは人事権の濫用」と判断した。
高度外国人に「ポイント制」導入で優遇へ (2012年1月5日)
法務省は、専門知識や高い技術を持つ外国人について、学歴や実務経験をポイントにより評価し、一定以上のポイントを持つ人については「高度人材」に認定して優遇措置(永住許可要件緩和、親の帯同許可など)を適用する方針を明らかにした。来春にも制度をスタートさせる考え。
現金給与総額が2カ月ぶりに減少 (2012年1月5日)
厚生労働省が11月の「毎月勤労統計調査」の結果を発表し、現金給与総額が27万6,218円(前年同月比1.0%減)となり、2カ月ぶりに前年水準を下回ったことがわかった。内訳は、基本給24万5,212円(同0.3%増)、残業代1万9,052円(同1.3%増)、賞与1万1,954円(同22.4%減)だった。
平成23年「中小企業の賃金事情」調査結果について (2011年12月29日)
東京都では、中小企業の皆様に、賃金をはじめとした労働条件改善の資料としてご利用いただくため、毎年、都内中小企業(従業員300人未満)における賃金等の実態を調査しています。
このたび、その調査結果がまとまりましたので、お知らせします。
今回の調査では、隔年調査項目の「労働時間」及び「休日・休暇」も調査対象としています。
(東京都)
平成23年「中小企業の賃金事情」調査結果についてはこちらから
アスベスト石綿の使用・製造を来年3月から完全禁止 (2011年12月26日)
アスベスト(石綿)の使用・製造が、来年3月から完全に禁止されることが決定した。例外とされていた製品の代替品への移行が完了したため。厚生労働省の発表によれば、アスベストによる中皮腫や肺がんで労災認定された患者は、1973年度から2010年度までで7,681人に上っている。
アスベスト石綿の使用・製造を来年3月から完全禁止はこちらから